製作工程

当社のお仕事の流れを
ご紹介します

お見積り及び打合せ

お客様のご要望や仕様を詳しく確認し適切な見積もりを行います。
受注後の打ち合わせでは、図面や仕様を再確認し、細かな要件を共有しながら、お客様との信頼関係を築いて参ります。


図面展開

お客様が提示した設計図や仕様書の内容をもとに、製造現場での加工や組立に必要な詳細情報へと落とし込む作業を行います。
当社では「imosIX」という3DCADで、設計とNC加工を一体化して進めたり、DWG、DXF形式の図面からそのままNCプログラムに変換して加工を行ったりもしています。


材料発注

必要な材料の量をもとに、総必要数を算出します。
正確な材料発注が、品質確保と納期遵守の土台となる大切なプロセスです。


木取り

製品づくりでは、木材のカットが最初の重要な工程となります。
カットの精度はその後の加工や組立、製品の品質に直結するため、慎重に行います。
当社ではランニングソー2台、パネルソー複数台で大量生産にも対応できます。


プレス作業

プレス作業とは、カットした木材を接着剤で貼り合わせ、圧力をかけて固定する作業を指します。この工程は、木材製品の強度や品質に大きく影響します。
当社では高周波フラッシュ接着機 (BONDEX-40L) を使いますので、短時間で接着するだけでなく、反りの少ない製品作りが可能です。


正寸カット

プレス工程で貼り合わせた木材を、指定の寸法通りに正確にカットする作業です。
当社ではテノーナーという大量生産型の機械が活躍しています。


縁貼り

縁貼り工程とは、カットした木材の側面(縁)に化粧材を貼り付ける作業です。
製品の見た目を美しく整え、耐久性を向上させるために重要な工程です。
当社では新たに「EDGETEQ S-500」という機械を導入し、他社にない仕上がりを
目指します。


NC加工

加工データのプログラムに従い、機械が自動で木材を加工します。
穴あけ加工、溝加工、形状加工 等を行います。
当社では、5軸マシニングセンターを導入しておりますので、多彩な加工が可能です。


ダボ入れ

ダボ入れとは、木材同士をしっかりと接合するために、円筒状の木製ピン(ダボ)
を入れる工程です。家具や木工製品において、強度の向上や位置決めの正確さを
目的とした重要な工程です。


部品取付

組み立てに先立ち、前工程として重要な部品取付作業が行われます。
扉や引き出しのレール、蝶番、ダンパーなどの金具を所定の位置に取り付けます。
当社では、気配りの利く女性スタッフが、丁寧に取付けていきます。


手作業

必要に応じて、トリマー、手ノコ、手貼りなどの作業を行います。


組立作業

加工済部材が揃ってきたところで組立作業に入ります。
当社の組立作業は手作業で行っています。
手作業ならではの丁寧な確認と調整により、扉のスムーズな開閉や引き出しの
安定した動作を実現しています。


クリーニング

製品完成後に徹底したクリーニング作業を行い、仕上がりの美しさと品質向上に
努めています。


梱包作業

梱包前に製品の仕上がりを確認し、不具合がないか最終チェックを行います。
その時の発送形態を考慮しながら、サイズや形状に合わせたダンボール、緩衝材を
使用して、安全に配慮した梱包を行っていきます。


出荷検品

製品の数量、及び製品ラベルが注文内容と正確に一致しているかをチェックします。
出荷前の重要な最終確認になります。


出荷

製品の破損を防ぐために、トラックへの積み込み順序や固定方法にも配慮します。
運送業者へ安全に製品を引き渡し、出荷を完了します。